i3wm導入のメモ
History
#Linux #I3 #Arch Linux

Arch Linuxへのi3wmの導入で色々とハマった箇所があったのでメモ。

インストール

paru -S i3でi3のパッケージグループをインストールする。(paru -S i3-gapsparu -S i3-wmでもOK)
lightdm等を使って起動する。

※追記
i3-gapsの機能はi3-wmにマージされました

設定

https://github.com/minetaro12/dotfiles
自分はステータスバーにpolybar 、ランチャーにrofi を使いました。


設定でハマった箇所

通知を表示させる

paru -S xfce4-notifydxfce4-notifydをインストール。
以下の設定で起動する。

  • exec --no-startup-id /usr/lib/xfce4/notifyd/xfce4-notifyd

polkitのパスワード入力画面が表示されない

paru -S polkit-gnomepolkit-gnomeをインストール。
以下の設定で起動する。

  • exec --no-startup-id /usr/lib/polkit-gnome/polkit-gnome-authentication-agent-1

DPIの設定

~/.Xresourcesに以下の記述を追加する。
Xft.dpi: 120

カーソルの変更

~/.iconsにカーソルテーマを展開(自分はここ で探した)
~/.Xresourcesに以下の記述を追加する。

  • Xcursor.theme: <カーソルテーマ名>

~/.config/gtk-3.0/settings.ini[Settings]にも以下の記述を追加。

  • gtk-cursor-theme-name=<カーソルテーマ>

picomでぼかしが効かない

picomは以下のようにして起動する。
exec –no-startup-id picom -b –experimental-backends

exec --no-startup-id picom -b

~/.config/picom.confでは以下のように設定する。

blur-method = "dual_kawase"
backend = "glx" #これをしないと激重になる

※2022/11/17追記
v10で--experimental-backendsがデフォルトで有効になった模様

https://github.com/yshui/picom/releases/tag/v10

フローティングモードで起動させる

mpvをフローティングモードで起動するようにする場合は以下のように設定する.

  • for_window [class="mpv"] floating enable

ウィンドウのクラス名はxprop | grep WM_CLASSで調べることができる。
WM_CLASS(STRING) = "pavucontrol", "Pavucontrol"のように2つ出てくる場合は、両方試してみて動く方を使う。
サイズを指定したい場合は以下の設定も追加する。

  • for_window [class="mpv"] resize set 1280 720

指定したワークスペースで起動させる

discordをワークスペース3で起動させたい場合は以下のように設定する。

  • assign [class="discord"] workspace 3

すべてのワークスペースでフローティングウィンドウを表示させる

mpvで動画を再生してる時にすべてのワークスペースで表示してほしかったりするので以下のように設定する。

  • for_window [class="mpv"] sticky enable

ウィンドウの間に隙間を作る

i3-gapsを使っている必要があります。

gaps top 5
gaps bottom 5
gaps right 5
gaps left 5
gaps inner 5

Thunarの右クリックからAlacrittyを開けない

編集→アクションの設定でalacritty --working-directory %fを実行するように設定する

ThunarでVimを開いときに開いときにAlacrittyが開かない

cp /usr/share/applications/vim.desktop ~/.local/share/applications/vim.desktopでVimのデスクトップエントリをコピー。
~/.local/share/applications/vim.desktopを編集し以下のように変更する。

Exec=alacritty -e vim %F
Terminal=false

VirtualBoxのフルスクリーンモードが機能しない

VM設定→ユーザーインターフェース→フルスクリーン/シームレスモード時に表示のチェックを外す

VirtualBoxでmodキーがゲスト側に送信されて操作できない

環境設定→入力→仮想マシンタブ→ホストキーの組み合わせをWindowsキーに設定
ウィンドウ操作したい場合はWindowsキーを二回押してから操作する

« Hugoテーマを自作のものに変更しました
Arch LinuxでLXDを使う »