デフォルトの状態だとホストの電源を落とすと仮想マシンが強制終了されてしまうので、ホストの電源を落とした場合は仮想マシンも正しくシャットダウンするように設定を変更する。
設定ファイルの作成
/etc/conf.d/libvirt-guests
に設定ファイルを作成する。
ON_BOOT=ignore
ON_SHUTDOWN=shutdown
ON_BOOT
はシャットダウンした仮想マシンを起動時に再開させるかどうか
start
の場合は再開ignore
の場合は再開させずlibvirtのautostartになっているものだけ起動する
ON_SHUTDOWN
はホストのシャットダウンした場合の動作
shutdown
は仮想マシンをシャットダウンする(ゲストエージェントのインストールが必要)suspend
は仮想マシンを一時停止状態にする
その他のパラメーターは以下を参照
https://man.archlinux.org/man/extra/libvirt/libvirt-guests.8.en
サービスの有効化
libvirt-guests
を有効化・起動する。
$ sudo systemctl enable --now libvirt-guests